TOC スタイル (TOC1 から TOC5) は、FrameMaker の目次の項目を処理して、ページ番号を除去します。TOC1 から 5 のスタイルは階層構造を持ちます。つまり、目次の一番上の見出しのスタイルを TOC1、2 番めのスタイルを TOC2 というように指定します。表 1: は、スタイルのマップの仕方を示したものです。
FrameMaker
のスタイル |
WebWorks
Publisher のスタイル |
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TitleTOC
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TOC1
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Heading1TOC
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TOC2
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Heading1TOC
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TOC3
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Heading3TOC
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TOC4
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Heading4TOC
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TOC5
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注記: FrameMaker のテンプレートはさまざまなので、事前にスタイルのマッピング方法を正確に指定することはできません。
ただし、ほとんど変える必要のないマクロが 1 つあります。それは UMTOCFilter ユーザー マクロです。UMTOCFilter は、次のように記述されています。
このマクロは、TOC の項目からページ番号を除去します。処理対象の FrameMaker の目次の項目にページ番号が付いていないと、ページ番号に代わってその項目の最後の語が削除されます。したがって、ページ番号が書かれていない目次項目を処理する場合には UMTOCFilter を変更する必要があります。たとえば、UMTOCFilter の章名の処理方法を変更するのも 1 つの解決方法で、そのためには処理を開始する前に FrameMaker のスタイルを調べればいいわけです。
TOC フォーマットの出力を変更するには、次の手順を実行します。
$GET_GLOBAL(tocpara)["[ ][A-Z\-0-9xviXVI]+$",""];
) がグレー表示されます。