フォントのエンコードのマッピングを理解するには、フォントのエンコードに含まれないものから説明した方が理解しやすいでしょう。フォントのエンコードでは、出力でどのフォントを使うかの制御は行いません(特定のフォントを使用する場合は、段落マッピングなどで設定する必要があります。詳細については、『ユーザーズ ガイド』を参照してください)。
では、フォントのエンコードとはどのような処理なのでしょうか。これは、文字セットを異なる出力フォーマットでどのように変換するかを制御する処理です。標準フォント (Arial、Helvetica など) およびシンボル フォント (Symbol など) は、Latin1 を使用します。WebWorks Publisher Standard Edition 7.0 の International Edition を使用している場合は、FrameMaker のソース ドキュメントで使用されている言語と対応するフォントの文字マッピングを使用します (日本語など)。ドキュメントに複数の言語が含まれる場合は、Unicode を使用します。
一般的に、WebWorks Publisher Standard Edition 7.0 は正確にフォントのエンコードを自動マッピングできます。ただし、変更する必要がある場合は、以下の手順で行います。
[プロパティ] ウィンドウが表示されます。デフォルトでは、段落タグのマッピングが表示されます。
左側のリストには、FrameMaker ファイルで使用されているフォントが表示されます。右側のリストには、WebWorks Publisher Standard Edition 7.0 文字のマッピング スタイルが表示されます。